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| エドフのホルス神殿 |
エドフの主たる神はがホルスです。ホルスとは皆さんご存知ですよね、ファラオの化身です。
エドフというところは大変重要なところです。もともと上エジプトの第2ノモスの町だったのですが、ギリシャ時代になりますとアポロノポリスといわれました。
アポロンですから太陽ですね。ギリシャ人にとってアポロンとは非常に重要な神様ですから力を持ったアポロンと王の化身であるホルスが合体してそういう名前になったと思います。
ここに神殿を作ったのがプトレマイオス3世。紀元前237年にエジプトの王になった人ですがその人が造った、おそらくエジプトの中でも最も美しい神殿といわれています。
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ホルス神の像
(エドフ、ホルス神殿) |
ギリシャ様式といいますけどグレコローマン時代の代表的な建造物。第一塔門、第一中庭、第二塔門、列柱室、至聖所、その間に第二列柱室があって…。しかも外側は石の城壁で囲まれている。第一塔門の前にはホルス神の彫像がバーンとありましてね。私もエジプトで神殿を100ぐらい見てますけども、美しいですね。
カルナク神殿のダイナミックさは1000年以上にわたって造り続けてきたものですが、この神殿は200年ぐらいで完成させちゃって、今日まで残っているものです。
ホルスという神様は王様の化身でエジプトの神を束ねる神様です。オシリスがいて、イシスがいて、兄妹であるけれど、この二人が婚姻関係を結んでできた子供がホルス。このホルスをやっかんでセトという神様がオシリスを殺してしまうんですけどホルスが“父の仇”と、セトと闘ってやっつけるのですが、そのとき片目を突かれてしまった。そこへハトホルという愛と豊作の女神がやってきてホルスの目を治すんです。そしてホルスとハトホルが婚姻関係を結び、エジプトがめでたくめでたく治まった。それを記念してプトレマイオス3世がホルス神殿を作ったというわけです。
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●1943年東京生まれ。
幼い頃からエジプトに興味を抱き、1966年に早稲田大学古代エジプト調査隊を組織し発掘を始めました。
ルクソール西岸の『魚の丘』、クルナ村の貴族墓では200体のミイラや未発見貴族墓、クフ王のピラミッド内の第2の『太陽の船』を発見したのは実は私なんですよ。
発掘活動の現状報告などもお話していこうと思っています。
現在サイバー大学学長。
本もたくさん書いています。デジタル衛星放送・ヒストリーチャンネル「吉村作治 エジプト博物館」にも出演していますので、こちらをご覧になれば「動く私」に会えますよ!
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