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吉村作治 エジプト博物館
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第3回 「大列柱室からオベリスクへ」 4/21〜
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ご覧いただくとわかりますね。これが大列柱室です。なんと134本あります。すごいですね。そして、真ん中の奥に見えるのがオベリスクです。この大列柱、手前の一列は高さが21mで12本。そして奥に13mの高さのものがびっちりあるというわけです。1つの円柱は4人の大人が手を回しても回りきれないぐらい大きいものです。
もともとはここに天井があり、たくさんの柱が上からの圧力を支えていたのです。一番手前のところに第二塔門というのがあります。第一塔門と第二塔門の間は約40m。そこに1000年ぐらいかけていろんな建物を作ってきて、いまから3300年前のラムセス2世の時代に大列中室を作ったのです。最初にラムセス2世が父親のセティ1世のために作り、自分の代まで、60〜70年をかけてこの巨大なる列柱室を作りました。
昔はこういう建物を100年とか200年、また、500年とかけて着々と作ったんですね。
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オベリスク
(カルナク大神殿)
神殿というのは、ピラミッドの時代から1000年以上も後のものなのですが、ピラミッドが公共事業であったのと同様に、これも公共事業の役割をしています。ですから続けなければいけない。このところが非常に重要です。
ギザやあの周辺のピラミッドの石は硬質石灰岩で、だから積んでいけたのですが、ここのは砂岩とか珪岩とか、石灰岩に比べると柔らかい。柔らかいというのは、中がスカスカなわけですから、全体を積んでいった場合、圧力が上から加えられるとくしゃっといく可能性がある。ですから空間を石の面積より多く取っているわけです。ここのところが建築学的にすごい。決して科学的に考えていたんじゃないですけども、自分たちの体験から作ったものだと思うんです。
さて、このオベリスクとはギリシア語で焼き串という意味なんですが、似てますよね?これはピラミッドの変形です。一番上の部分がピラミッドの象徴、カルト。太陽神ラーのカルトがここに宿っているというわけです。そういうことをあらわしているのがオベリスクです。こういういろいろな建物が一体となってカルナク神殿ができてるということがわかりますね。
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吉村作治〜私の素顔
吉村作治さんの写真1943年東京生まれ。
幼い頃からエジプトに興味を抱き、1966年に早稲田大学古代エジプト調査隊を組織し発掘を始めました。
ルクソール西岸の『魚の丘』、クルナ村の貴族墓では200体のミイラや未発見貴族墓、クフ王のピラミッド内の第2の『太陽の船』を発見したのは実は私なんですよ。
発掘活動の現状報告などもお話していこうと思っています。
現在サイバー大学学長。
本もたくさん書いています。デジタル衛星放送・ヒストリーチャンネル「吉村作治 エジプト博物館」にも出演していますので、こちらをご覧になれば「動く私」に会えますよ!

情報提供: HISTORY CHANNEL
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