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吉村作治 エジプト博物館
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第1回 「アスワンとは」 11/5〜
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アスワンはエジプトの中でも1番アフリカに近いところです。今もそうですがアフリカとの玄関口です。
古代からずっと、アスワンやその向こうのヌビアという地方はエジプトにとってはバッファゾーンといいますか、アフリカとエジプトの緩衝地帯ということでいい役割をしていたんですね。
今でも、アスワンではアフリカ的な要素が強いです。例えば人々の顔は限りなく黒に近いです。そういうことでアスワンというのは、アフリカの、もっといえば人類の入り口、地球のスタート地点ですね。そういいことで大変重要なところです。アフリカ的な要素は洋服から始まり、象牙、アクセサリーなど。いかにもアフリカ的な派手な胸飾りなんかやってます。あとは何といっても言葉。言葉が違います。エジプトはアラビア語です。スーダンもアラブ圏ですからアラビア語ですがヌビア地方、アスワンからカルトゥーンまでの500キロぐらいの間に住む人の言葉は違うんです。メロエ語とか、ヌビア語というんですけど。
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アスワンの風景
古代エジプトの起源を探ってる人にとってみると、アフリカが起源ではないかというようなことが確かにいろいろあるんですよ。日本の相撲もエジプトが起源といわれていますが、現在でも上流の方に行くと相撲をやっています。お相撲の原型。面白いでしょう?
日本のお相撲も、本来は土俵がなかったんです。なぜ土俵を作ったかというと、「はっけよい」とやったときに、相手が見るからに強そうで弱そうなやつがぱーっと逃げていったら困るからですう。本来の相撲のルールにはなかったんですが、ヌビアでは未だに行われているんです。
私も一度見たことがありますがこれが面白い。「はっけよい」…とは言いませんが「ハイッ」って感じでスタートすると、負けそうなやつはひたすら逃げる。勝ちそうな方はひたすら追いかけて隣の村まで行ったりします。負けそうな方は木に登っちゃって、勝ちそうなやつがずっと下で待ってるんです。
夜になって火を焚いて下に座ろうとしたら、地面にお尻をつけたということで負け!木に登ったやつが勝ちになったというのを見たことがありまして、これこそ本来の相撲だとわかりました。
ここはアスワンの南、アフリカの出入り口の戦いの本部もあります。軍司令部があったところです。このほかにも、オベリスクやピラミッドなどを造る花崗岩の産地であるとか、いろいろありますが、この辺はエジプトであってもアフリカ的な素晴らしいところです。
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吉村作治〜私の素顔
吉村作治さんの写真1943年東京生まれ。
幼い頃からエジプトに興味を抱き、1966年に早稲田大学古代エジプト調査隊を組織し発掘を始めました。
ルクソール西岸の『魚の丘』、クルナ村の貴族墓では200体のミイラや未発見貴族墓、クフ王のピラミッド内の第2の『太陽の船』を発見したのは実は私なんですよ。
発掘活動の現状報告などもお話していこうと思っています。
現在サイバー大学学長。
本もたくさん書いています。デジタル衛星放送・ヒストリーチャンネル「吉村作治 エジプト博物館」にも出演していますので、こちらをご覧になれば「動く私」に会えますよ!

情報提供: HISTORY CHANNEL
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