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吉村作治 エジプト博物館
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第3回 「アズハルモスクとハン・ハリーリ」 4/16〜
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ハン・ハリーリの町
ハン・ハリーリ…。ちょっと言いにくいですね。エジプトに行った方ならまず行かれてますよ。お土産街です。もともとはハン・ハリーリはカイロの人たちが買い物をしたところです。それに対してアズハルモスクは巡礼に来るんです。この巡礼に来たついでに故郷から来たものを売り、そこで売られていたものを買って故郷に戻る。巡礼の典型的なパターンですけれどもそういうマーケットになったんです。
それが19世紀、20世紀になり、いつの間にか外国の観光客がくるようになり、その人たちが買う。そこでその人たち向けのものを作る。そしてその周りに工房、アトリエができる…、ともう大産業になってきます。
今まで、エジプト各地から巡礼に来る人たちもそこで売り買いしてるんですよ。このモスクはもう、1000年になる。すごいですね。1000年間モスクが立って、しかも、アズハルの宗教学というのは全膳イスラムに鳴り響いている。メッカの中央にあるモスクとエジプトのカイロにあるアズハルのモスク、これが世界の二大聖地なんですね。アズハルのモスクは世界最古の大学でもありまして、マドラサというんですけれど、一番最初のマドラサがアズハル大学なんです。
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アズハルモスク
今ではなんと2万人も学生がいて、イスラム神学をはじめとして13学部、あらゆる学問をやっています。医学部や理工学部まであります。また、アラビア語学部というのもあって、東南アジアや日本からも行ってる人がいますけど、アラビア語とイスラム教を勉強しに行って2万人の学生の中の約2割、4000人の留学生がいます。
その留学生のための宿舎があるのですが、なにせ4000人ですから、町になっている。宿舎の町というのがすぐそばになって、歩いてすぐ通える。そのくらい大きなものです。
なんとアズハルは、メッカの中央神殿、カーバに5つの塔があるというのでそれと同等の5つのミナレットを作った。そしたらメッカの人は怒ってもう1本建てた。ですからメッカのは6本、アズハルのは5本。そのあと、アズハルは張り合って6本目を建てる、ということはしなかったんですね。エジプト人が大人なところですね。そんなわけでエジプトのイスラムの中心地がアズハルで、そのアズハルに集まってくる人のためのバザールがいつの間にか、町の中心地になってしまった。この町全体を今ではオールド・カイロと呼んでいます。
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吉村作治〜私の素顔
吉村作治さんの写真1943年東京生まれ。
幼い頃からエジプトに興味を抱き、1966年に早稲田大学古代エジプト調査隊を組織し発掘を始めました。
ルクソール西岸の『魚の丘』、クルナ村の貴族墓では200体のミイラや未発見貴族墓、クフ王のピラミッド内の第2の『太陽の船』を発見したのは実は私なんですよ。
発掘活動の現状報告などもお話していこうと思っています。
現在サイバー大学学長。
本もたくさん書いています。デジタル衛星放送・ヒストリーチャンネル「吉村作治 エジプト博物館」にも出演していますので、こちらをご覧になれば「動く私」に会えますよ!

情報提供: HISTORY CHANNEL
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