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吉村作治 エジプト博物館
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第4回 「コフィン・テキスト」 8/22〜
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彩色木棺
コフィン・テキスト…。「コフィン」はお棺、「テキスト」は書かれたものですから、「お棺に書かれたもの」という意味です。
古王国時代末期にピラミッドに書かれていた、ピラミッド・テキストと呼ばれる言葉は、呪文みたいなものでした。中王国時代中ごろから、ピラミッドの再建が始まります。泥レンガでつくられたもので、考え方によっては石で作るより大変でした。中を装飾する余力がなかったので、お墓に埋められる…順番でいいますと、人が死ぬとミイラになって、そのミイラを死んだ人の形のお棺、人型棺に入れてフタをする。今では釘を打ち付けますけど、同じように金具をつけて動かないようにしてそれを運んで石のお棺に入れた。そして、ピラミッド・テキストと同じようなものをお棺に書いたのです。
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ミイラ
ある学者によると、ピラミッドやお墓だと壊されるおそれがある。それでは困るので、ミイラに近いお棺に書こうということになったと考えられています。
お棺そのものが中王国時代ではお墓の役割だったと言う人もいます。事実かどうかはどこにも書かれていないので何ともわかりませんが。
また、そうではなく、お棺に入っているミイラは、そのものはあの世へ行きません。行くのは魂だけですから、その魂が帰ってきたときに一体どこに自分のミイラがあるのか、探す時にお棺に書いてあった方が探しやすいだろうという考え方もあります。
コフィン・テキストというのは中王国独特の葬送文書です。新王国になるともっと手軽に紙に書くようになっていきます。
この時代はコフィン・テキストというものを作り、この世でいかに素晴らしい人生を送ったか、そしてあの世に行ったら神と共に同じような人生を送って暮らしたいと考えていたんですね。
コフィン・テキストというものが行われ、王朝が安定したところで油断が生じクーデターがおこりました。センウセルト1世のあとのアメンエムハト2世、3世の時代が終わるとこの12王朝は突然終焉し、次の王朝に変わってしまうのです。
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吉村作治〜私の素顔
吉村作治さんの写真1943年東京生まれ。
幼い頃からエジプトに興味を抱き、1966年に早稲田大学古代エジプト調査隊を組織し発掘を始めました。
ルクソール西岸の『魚の丘』、クルナ村の貴族墓では200体のミイラや未発見貴族墓、クフ王のピラミッド内の第2の『太陽の船』を発見したのは実は私なんですよ。
発掘活動の現状報告などもお話していこうと思っています。
現在早稲田大学客員教授(工学博士)。
本もたくさん書いています。デジタル衛星放送・ヒストリーチャンネル「吉村作治 エジプト博物館」にも出演していますので、こちらをご覧になれば「動く私」に会えますよ!

情報提供: HISTORY CHANNEL
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