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| 「ナイル川地図」 |
皆さんはナイル川が地球上で一番長い川であることはご存じですよね。決してコンゴ川でもアマゾンでもないということです。距離にして6700kmちょっとです。この「ちょっと」と言うのは何かというと、白ナイルのことです。
水はビクトリア湖から流れ込んできます。(ビクトリア湖の水源は山として有名なキリマンジャロ、ケニア山など、ダダーンと並んでいるところです)どこの川筋からくるかということで川の長さは違ってきますが、ビクトリア湖から出る、白ナイルはナイル川の水源と考えられています。
また、青ナイルというのもあります。
地図下方、3本の支流のような川がありますが、一番左が白ナイル、真ん中が青ナイル、右の長く見えるの…実は小さい川ですがアトバラ川といいます。
普通はこの2つ、白ナイルと青ナイルを源流といっています。 |
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「白ナイル川上流の湿地帯」
(ケニア、ニムレ付近から) |
世界最長の川、ナイル川。この上流の一帯は自然がものすごく豊かです。特に白ナイルの上流のところはサッド地帯といいますが、(サッドとは、ダムという意味ですが、『湿地帯』と訳されています。大湿地帯でここで地球の10%の酸素を作っているといわれるほど緑豊かなところなんです。)ここの川幅は50kmから60kmあります。なのに、ナイル川が流れ流れて地中海のラシッドというところまで行きますと、そのラシッド支流といわれるところ、地中海の河口ですね、川幅はせいぜい500mぐらいです。上流で50〜60kmあったものが下流では500mすなわち0.5kmという川も珍しいです。どうしてかというと、途中が砂漠ですから、乾燥気候ですね。ここに入ってきた水はかなりの部分が蒸発し、砂漠に吸い込まれてしまう。この両方で全体の水量の3分の2がなくなってしまうわけで、当然のように下流では川幅が狭くなってしまうというわけです。私も、今から15〜6年前に一番上流の白ナイルの上流のビクトリア湖からずーっと下ってきたことがあります。約7ヶ月かけて最後の地中海まで来ました。
長いなー。エジプトの文明をつくったエジプト人はそういう長い長い距離を、ずーっと流れてきて、この周りに住んだというわけです。住んだ理由というのは緑豊かな土地だったからですね。 |
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●1943年東京生まれ。
幼い頃からエジプトに興味を抱き、1966年に早稲田大学古代エジプト調査隊を組織し発掘を始めました。
ルクソール西岸の『魚の丘』、クルナ村の貴族墓では200体のミイラや未発見貴族墓、クフ王のピラミッド内の第2の『太陽の船』を発見したのは実は私なんですよ。
発掘活動の現状報告などもお話していこうと思っています。
現在早稲田大学客員教授(工学博士)。
本もたくさん書いています。デジタル衛星放送・ヒストリーチャンネル「吉村作治 エジプト博物館」にも出演していますので、こちらをご覧になれば「動く私」に会えますよ!
| 情報提供: |
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