| 第3回 |
「大発見!大型石像建造物」
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10/13 〜 |
前回、2002年の夏に見つけた最初の部分についてお話しました。最初のトレンチを掘って、まっすぐ行くつもりだったのですが、どうも不自然な感じの部分を見つけまして、ともかく試掘してみようと、ちょっと掘ってみたんですね。
そうしましたら人工的な石の破片が朝日でピカッと光ったんです。(光るということは、人工的と見ていいわけです)そして、掘れども掘れどもどんどん、南に行く。ついに35mもいきました。下へも、もともとの基礎部から8m。
よく見るとどこかで見たことがあるような感じがしました。どこだろうかと、考えまして、ピンときました!ちょうどこの東側、約1kmのところにある、サッカラの階段ピラミッドにそっくりなんです。何がそっくりかというと、まず石の大きさ。幅が平均すると30cmぐらい、大きいので1mぐらいですね。高さは15cmから30cm、厚みは15cmぐらいです。人工的に切ってあって、運びやすくなっています。それから、石の組み方ですね。ギザのピラミッドは大きい石を上に水平に積んでいくんですが、階段ピラミッドは小さい石ですから水平に積むと崩れてしまうので中心に向かって15度ぐらいの角度をつけ、石が外側にいかないように、中に重心がいくように積んであるんです。これと同じ工法が使われていました。 |
これだけでも階段ピラミッドとほぼ同じといえるのですが、石を元素分析してみたんですね。X線を当てて、屈折度で解析しましたら、なんと、階段ピラミッドと全く同じ反応をしたんです。
どこからこの石を採ってきたのか、付近をくまなくさがしたところ、石切場を見つけることができました。同じところから採った石を同じ工法で同じように積んだということです。
では、一体いつ頃建てられたものなのでしょうか?それはまた次回にお話しいたしましょう。 |
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●1943年東京生まれ。
幼い頃からエジプトに興味を抱き、1966年に早稲田大学古代エジプト調査隊を組織し発掘を始めました。
ルクソール西岸の『魚の丘』、クルナ村の貴族墓では200体のミイラや未発見貴族墓、クフ王のピラミッド内の第2の『太陽の船』を発見したのは実は私なんですよ。
発掘活動の現状報告などもお話していこうと思っています。
現在早稲田大学客員教授(工学博士)。
本もたくさん書いています。デジタル衛星放送・ヒストリーチャンネル「吉村作治 エジプト博物館」にも出演していますので、こちらをご覧になれば「動く私」に会えますよ!
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